ニコル・ウークの創り出すCote Bastideとの出会いは、今から15年くらい前でしょうか、表参道のバスグッズを扱うお店のガラス棚の一番上に飾られていて、とてもいい薔薇のパウダリーな匂いに誘われ、その白い綺麗な箱の中にはひと包みずつガーゼに丸くくるまれたバスソルトがお行儀よく並んでいました。はじめてなのに、懐かしいような、何とも心地よい上質な安らぎを感じるフレグランスでした。それは、今もお洒落なセレクトショップなどで見かけるオールドローズの香り。バスタブに浮かべれば、まるで薔薇園の中にいるよう。そのまま香り袋としてお部屋やクローゼットに置いても愉しめます。キャンドルや石鹸もおすすめ。7年前にパリで惹かれたのは濃厚なミルクの石鹸、お友達へのお土産と自分用に。そして、また青山で美しいピンクのパッケージが印象的なウォールフラワーのバスソルトと石鹸に遭遇、さらに銀座でそのオードトワレや、ミモザのキャンドル&石鹸、いちじくの石鹸などをトライ。男性にはアンバーのクリスタルポプリなんか贈ると素敵だな~と思ったりして。本当はフレグランスから家具までトータルに展開する南仏エクサンプロヴァンスに拠点のあるブランド、ぜひともフルライン揃う旗艦店としての東京上陸を切に望んでいる私です。