存在感のある漆のブローチ

福島の会津若松ある工房eyesはデザイナー坂本理恵が主宰し、「漆と工芸」をキーワードに椀・盆という伝統品に留まらずアクセサリーからバッグ、インテリアにいたるあらゆる可能性を求め、漆の持つしっとりとした伝統美と現代デザインの持つ機能美とのバランスを考えデザインされ製作されています。その作品は海外でも認められ、ニューヨーク近代美術館に2年連続でパーマネントコレクションにも選定されているのだとか。深みのある大人の黒色に唐草をプラチナ箔の蒔絵で表現したこのブローチ”プラチナ箔唐草”。漆の艶やかさを表現するために、凹面凸面を1ヶのブローチの中にデザイン。華やかですが派手すぎず、装いを上品に飾ります。手間をかけて、丁寧につくられた一品。ボリュームがありながらも軽く、柔らかいスカーフなどを留めるときにもお使いいただけます。丸でもなく四角でもない形は、付ける向きや色、素材、場所により、さまざまな表情を見せてくれます。ブローチの裏面には金箔(22K)が貼られ、バチカンが1個付いており、お手持ちのチェーンやコードをつけてペンダントとしても使えます。

http://www.eyes-japan.co.jp/index.html
<漆ブローチ”プラチナ箔 唐草”<黒色>(蒔絵:プラチナ箔) ※ギフト包装・お手入れ用布付>

30
4月
2011

なんか可愛い鉄瓶「テツとる」

鉄のふる里、みちのくの国、岩手に育った南部鉄器は、17世紀中頃、時の南部藩主が京都から釜師を招き盛岡で茶の湯釜をつくらせたのが始まりと言われています。南部鉄瓶発祥の地として歴史と伝統を誇る本場盛岡では、今も昔ながらの伝統技術を守り一品ごと入念な手づくりにより製作されています。中でも、目にとまったのは、この一風変わった姿の薫山工房の「テツとる」という、なんとも愛嬌のある新しいデザインの鉄瓶。一人分にちょうど良い、飲みきりサイズで、とても使い勝手が良いそうです。私のようなお茶好きには嬉しいマイ鉄瓶といった感じ。 初めて使う時は一度沸かしたお湯を捨ててからご利用を。鉄瓶の内部を洗うことは厳禁!酸化被膜が剥がれてしまい、サビの原因になるのだとか。サビを防ぐには、蓋を外し余熱で内部を乾かすといいそうです。ガス、IH、炭火も、もちろんOK!末永く愛用するには中火以下の常用がおすすめ。この春から一人暮らしを始めるという方への新生活応援ギフトにいかがですか?
http://www.nanbu93.com/
<テツとる0.45リットル 製造:薫山工房 >

15
4月
2011