
日本で唯一、現在もこの二種類の線香花火の製造を行なっている、筒井時正玩具花火製造所。
線香花火1本に使われる火薬は0.08グラム。わずか100分の1グラムの増減で、燃え方が大きく左右されるらしく、もっともシビアで繊細な花火といわれる所以だそうです。その火薬に使う材料の要となるのが松煙。花火づくりに不可欠な油分を豊富に含んでいる、切って30年以上寝かせた宮崎産の松の根からとれる松煙を使用。
ワインと同様、線香花火も「熟成」によって味わいが深まるのだとか。時を経た線香花火は、どこかやわらかく、温かみのある火花を散らす、と。サイトにありました。その言葉にしたがい私も夏に購入した、この線香花火を秋にひとり愉しんでみようと思います。
http://www.tsutsuitokimasa.jp/index.html
<西の線香花火 スボ手牡丹 15本(1箱当たり)税抜600円>