博多料亭「稚加榮」の明太せんべい


辛子明太子のお土産はもちろん、生け簀料理でお馴染みの博多の料亭「稚加榮(ちかえ)」が初めて作った薄焼き煎餅「明太子チーズサンド」はノーマルと辛口の2種。辛子明太子のツブツブを濃厚なチーズに練り込んだものを、薄焼きのえび煎餅2枚で挟んだもの。ほんのり海鮮の風味が広がる軽やかなサンドです。ビールやお酒のおつまみ、渋めのお茶請けにピッタリ。昨今は辛いもの好きの酒飲みを左党と呼ぶことすら稀になったようですが、甘いものが苦手な方やそろそろスイーツに飽きた方、また、どちらもOKという方にも目新しい博多名物としておすすめ出来そうです。パッケージを開けると料亭の様子なども伺える写真があり、来福の際はぜひ訪れてみたいと感じていただけます。活きのいい生の美味しさはやはり格別。郷愁や来訪を誘なうピリッと辛い薄焼き煎餅、オンラインショップでも購入可能です。
https://chikae.co.jp/

08
4月
2021

綺麗な本屋の本


久しぶりに大きめの本を一冊買いました。本屋とカフェを見ればその街の文化がわかると聞いたように記憶してますが、最近街から本屋がなくなりつつあるのは悲しい限りです。その本屋が唯一無二の個性的な本屋であったならばなおのこと。数十年前から深夜通っていた青山ブックセンターの六本木店が昨年惜しまれつつ閉店したものの、その跡地である同じ場所に新しいスタイルの、まさに文化を喫する「文喫」が誕生し、再び本と出会うための扉が開かれました。国内外の文学、哲学、心理学、科学、歴史、社会、宗教、音楽、映画、写真、建築、デザイン、アート、ファッション、趣味&実用、ビジネス、コミックまで約3万冊収蔵し、そのすべてが閲覧購入可能という嬉しさ。エントランス部分では興味深い企画展も行われ、約90種類の雑誌のコーナーへと続く。階段上のスペースは入場料の税別1,500円(平日夜は1,000円)を払えばほぼ1日中大好きな本の世界に没頭でき、おかわり自由の珈琲・煎茶ももれなく付いて来ます。また有料で軽食やスイーツ、ジュース、アルコールの用意もあり至れり尽くせり。閲覧室の机と椅子は座り心地も良く格別。好きな本に好きなだけ時間を忘れて浸れる夢のような空間が広がっています。
「もらってうれしい本ランキング」では、1位が「自分が欲しい本・好きなジャンルの本」、2位が「絵本・写真集・詩集・装丁のきれいな本」、3位が「自分では買わないような本」とのこと、贈り物にふさわしい素敵な本をあなたも文喫で探してみませんか?

28
6月
2019

Bespoke Stationeryの魅力

つい先日、表参道の裏道を懐かしく歩いていて、切り絵のアレンジのような綺麗なウインドウが目に留まりました。そこは、素材・加工・デザインにこだわった手紙用品専門店、Winged Wheel(ウィングド・ウィール)でした。最近はペーパーアクセサリーなどもあり、上質の紙ものはやはり素敵ですよね。手で触れた時のその質感・風合いは格別です。Winged Wheel では世界に何万種類もある紙素材の中から、用途やイメージに合わせて最適と思われる素材を選ぶことから始め、綿素材100%のコットンペーパーや楮(こうぞ)という植物を原料とする日本の和紙なども独自に企画し、飽きの来ないシンプルな紙を提供しているそうです。 その紙に一枚一枚丁寧に活版印刷でエンボスを施したものや、オーダーして名入れしたものに手書きの言葉をひとこと添えるだけで、長く取って置きたくなる記念や思い出の宝物になりそうです。レターセット、カード、便箋、封筒、名刺、挨拶状、招待状、席次表、貼箱など、人と人を結ぶスローなコミュニケーション手段=文(ふみ)の文化を大切に「紙」を提案されています。季節の案内状やこれから訪れるバレンタインのメッセージカードも何か特別のオリジナルの一枚を作りたいという方にお薦めです。
https://www.winged-wheel.co.jp/

19
1月
2016

叢は、いい顔した植物オンリー。

叢Qusamuraというサイトまたは、お店をもうご存知でしょうか?いえ、情報通や植物通なら、既に東京や広島、愛知などのセレクトショップやギャラリーで開催された展示で小田康平という名前やその手によって、本来の個性を生きる光を得た、他では見たこともないようなサボテンやなんともユニークな多肉植物たちに出会ったことがあるのでは?私はある陶芸家の作品を検索していて辿り着いたのですが。何故、今まで知らなかったんだろう、と口惜しくなったほど魅了され、ずーっと眺めたくなるような、不思議な植物たちがたくさん、しかもピッタリの鉢を着せられて最高に「いい顔」して並んでいる、いる。見事な世界観、素晴らしい道を切り開かれましたね。作品ひとつひとつが嬉しくて笑っているみたい。自分に、そして誰かにも贈りたくなる正真正銘の逸品ぞろいです!
http://qusamura.com/#home

02
7月
2013

白石温麺を知ってるかい?

「おんめん」ではなく「うーめん」と呼ぶ「白石温麺」。その由来は、今から400年ほど前、伊達政宗公領地仙台藩の南の要塞白石城下に鈴木味右衛門という人がおりました、と始まる。その父が胃を病んで何日も絶食しなければならなかった時に、たまたま出会った旅の僧侶から油を使わない手延麺の製法を教わり、これを作って父に勧め食べさせたところ、胃病がたちまち治りました。と続き、白石城主の片倉小十郎公は、この孝行話の温かい思いやりの心をたたえ、その麺を「温麺(うーめん)」と名づけた、と終わる。味右衛門は、その温麺の製法を白石城下の人々に広め、今も宮城・白石の名産麺として広く全国に知られているという。久々にサイトを訪ねてみたら「うーめん」のバリエーションが増えてて、びっくり。こちらは、つりがね印の白石温麺を食べくらべできるセット。きちみ製麺の代表的な温麺4品(金印、つりがね、琥珀、手延べ)を各2袋ずつ詰め合わせた、オンラインショップ限定の特別仕様品。お腹にやさしい淡白な味わい、コシの強さ、舌触りの良さは不変の絶品。全長9cmの短い麺は、茹でやすく食べやすく、離乳食や介護食としても重宝。
https://www.tsurigane.com/?mode=pc

18
5月
2011

涼しげな水うちわ

手漉き和紙問屋「家田紙工」のオリジナル「水うちわ」は、100%天然素材から成る、すべて手作りの極上「水うちわ」です。竹骨にたいへん薄い美濃手漉き和紙(雁皮紙がんぴし)を貼り、専用の天然ニスを塗って仕上げられた、濡れたように美しくつややかなうちわは、眺めているだけでも涼やかで、粋な感じがします。見た目が透けていて透明な水のようでもあり、また昔は本当に水をつけて扇ぎ、その気化熱で涼をとったことから、「水うちわ」と呼ぶようになったのだとか、その名の由来には諸説あるようですが。いずれも、美濃の手漉き和紙、そして豊富 な竹林、長良川の鵜飼を始めとした岐阜ならではの川文化から生まれたもの。金魚や草花など豊富に柄行もありますが、このシンプルな小判型のものが格好良く、男性にも似合いそうです。私は初夏になると小丸タイプの藤のものをここ数年、飾るようにしています。手作りで量産できないうえに、なかなか人気で入手困難になっていますが、父の日のギフトにもお勧めの逸品です。
http://www.iedashikou.com/utiwa.html
<流水 黒骨 ひめこうほね>

22
5月
2010

いきなり一押しシリーズ・コーヒーはコレ!

コーヒーにその全人生を捧げる、日本で唯一の珈琲栽培技師である川島良彰氏が、満を持して作り出した究極のコーヒー、Grand Cru Cafe(グラン クリュ カフェ)。芳醇なアロマごとシャンパンボトルに封じ込めた、文字通り世界最高基準の品質を誇る、最高級のコーヒー豆。本当に美味しいコーヒーを作るための厳しい条件はもちろん、同じ志と情熱を持ち続けられるパートナー農園を厳選し、樹の選別から栽培、収穫、精選、輸送、そして保管、販売方法にまで、こだわって誕生した、いわばコーヒーの宝石。この比類なき味と香りは、大切な方にこそ贈りたい逸品。お世話になった御礼に、季節のご挨拶に最適です。

http://www.mi-cafeto.com/

<ハーフボトル(焙煎豆100g) 5,775円、フルボトル(焙煎豆200g) 10,500円>
※銘柄は、サン・セバスティアン農園(グアテマラ)・カルメン農園 (パナマ)・コトワ農園(パナマ)・ベジャビスタ農園 (コロンビア)よりお好みのものをお選びいただけます。

この他、別ラインの『プルミエ クリュ カフェ』『コーヒーハンターズ』『カフェ プエンテ』など、あなたや贈る方の好きなコーヒー・スタイルに合わせて選んで購入できるオンラインショップも要チェック!※現在、デザイン・価格等の変更あり。
http://shop.mi-cafeto.com/

01
2月
2010