自分の好きに見立てた茶道具を仕組んで茶籠にするのも丁度いいなと、かれこれ10年前くらいから眺めていたMadu(マディ)のアタ ピクニックバスケットをようやくこの夏の終わりに手に入れました。本棚の上に飾って置くだけの存在になりそうな気配もありますが、まあ、それはそれで細やかな気晴らしになるというもの。まー長い間バスケット的なものを買わなかったなぁと、子供の頃は随分様々な色や形のものを見かけたようで、あれは通学用だったのか、単にファッションに合わせたり、ランチボックス用途として使い分けていたのか。
遠出が難しい中、近場へのピクニック人気も再燃したこの数年、また秋の行楽に向けて小さなお弁当でも詰め込んで、コロナ明けお散歩に出掛けられたらいいですね。
Madu(マディ)のアタ ピクニックバスケットS
旅待ち顔のアタ バスケット
9月
2022
マイクロミストで綺麗に除菌消臭
一度使ったら手放せなくなる99.99%精製水で出来ているダメージレスな除菌消臭スプレーA2Careは目下、私の大のお気に入り。どうしても芳香剤的なもので匂いを重ねるタイプに抵抗があり、普通のスプレーだと好きな洋服や大事なカーペット、家具にさえ直接噴霧するのは正直こわいというのが本音でした。どうしても昨今使う頻度も量もついつい多くなってしまうので、かえって染みになりそうだし、ベタついて繊細な生地や革などの素材を傷めそうで、消毒したいのに使うのをためらってしまうなんて全く本末転倒で。そんな時にまずこの新しく美しいボトルデザインから入り、無臭の綺麗な微粒子のミストといい、そのスーッと空間にゆっくり広がる感触といい、この高機能スプレーはなかなか優雅でクセになる使い心地だと思いました。食器や調理器具にも使えるので、さらに安心と。ANAの機内や空港ラウンジの清掃に活躍していて、使用する企業や施設も増えているという高い安全性がなんといっても信頼のネックでしたね。最近は扱うお店や、置いている所もよく街で見かけるようになって、詰め替え用もすぐに手に入るので嬉しい限り、今なら食べ物がわりに贈っても喜ばれる良い必需品だと思います。
https://www.a2care-anatc.com/
10月
2021
線香花火のガーゼタオル
先日、骨董通りのタオル屋さんkontexにふらっと入ってみたところ、お店の奥に並んでいた中に、可愛い線香花火の柄がプリントされたタオル「はごろもガーゼ てぬぐい」が目に飛び込んで来ました。線香花火がパチパチと弾けている様が縦に描かれていて、しかもその火花はまさしく花火という漢字から成っていて洒落ています。モダンの中にも和柄の真骨頂をピリッと効かせる、特に夏柄はその可愛らしさが倍増するなぁとあらためて感じました。
「タオルてぬぐい」にも、うちわにアイスキャンディ、みかん、金魚、かき氷、切子、渦巻蚊取と魅力的な柄がいっぱい。せめて、お家の中で夏の名残りを味わっていただけるよう手土産にしてみたいですね。
コットン100%でさらっと優しい手触りで、吸水性&速乾性も高く、洗い晒しも気持ち良さそうですっ。
9月
2020
深川製磁で雅なひと時を
1894年(明治27年)創業、有田焼の老舗窯元「深川製磁」の、いわゆる有田焼のデザイン様式と一線を画した、その斬新なデザインは「深川様式」とも呼ばれ、生地生産から釉薬及び絵具の調合、染付、上絵まで一気通貫生産する工房スタイルで、1900年パリ万博では「金賞」受賞、1910年には宮内省御用達を拝命され、世界に誇るその独自の美観を持った作品は今も国内外で高く評価され続けています。そして、この春その伝統と革新はコロナ禍にも屈せず、日本のデザイン・アートの発信地・六本木は東京ミッドタウン3Fに新業態となる初のカウンターとボックス席併設のティー&ギャラリーとして「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」をオープン。
そちらでは飾られているいくつかの深川製磁のクラシックな意匠をセレクトし伝統技法を駆使した「百年技法」という、伝統工芸士を含め、キャリアの長い職人のみが作り得る至極の名品の中からお好みの茶器を選び、国内有数の紅茶鑑定士が厳選した高品質な茶葉の淹れたての紅茶を堪能することが出来ます。また福岡のパティスリー「shodai bio nature」の限定オリジナルチョコレートのほか、季節のケーキなども味わうことが出来ます。
上品で高雅な器に囲まれ、優雅なひと時を過ごすことがいかに希少で大切か、そして、人の手や口元にこんなにも馴染む形の精緻な美しさ、職人技の高さや繊細さを改めて思い知らされます。また1350度という焼成度の高い磁器だからこそ生み出せる透明感など、感心することばかり。ぜひ、それら1つ1つに直に触れてその素晴らしさを体感してみて下さい。
https://www.fukagawa-seiji.co.jp/
8月
2020
この夏はメルカドバッグで決まり!
いつも夏が近づいて来ると今年はどんなカゴバッグにしようかなと気分がはやります。軽くてたくさん入ってチープで可愛いスグレモノと条件は欲張り。さらに水にも強くガシガシ使える丈夫な、タウンやビーチ・プール&ジムにも大活躍!そう、ありました!見つけました「メルカド(=市場)バッグ」!メキシコやベトナム製でポリエチレン素材を編んだもの。探すと色・カタチ・サイズもいろいろ、価格帯も扱うセレクトショップやオンラインストアでさまざま。自分の許せる範囲内で楽しく選べます。持ち歩くだけでなくお部屋の収納やそのままさり気なく置いても素敵なインテリアになる感じ。ブルーやグリーン、イエローにホワイトなど夏らしく目にも鮮やか、ゴールドやグレイのコンビもシック。永遠にカワイイ赤白も惹かれますが、私はまた結局、黒白に落ち着きました。あなたはどのメルカドかな?街で見かけることも多くなりそう。お野菜やバゲット、食パンなどを入れてもあたり前に似合います、仕事帰りの買い出しにもピッタリ!小ぶりのタイプにミネラルウォーターやスパークリングワイン、ナッツ&シリアルを入れてバッグごと手土産にするのもお洒落ですね。
Honeysメルカド柄トート
プラかごバッグ
5月
2019
おしゃれな防災セットLA・PITAプレミアム
買いました!備えあれば憂いなし。震災の日や防災の日が巡って来る度に、いつも買おう買おうと思っていて、ようやく、その優れたセット内容がさらにバージョンアップしたタイミングで入手しました「防災セットLA・PITAプレミアム」。当然ながら機能や内容の充実は必須でしたが、デザインも良くなければ見える場所には置けないので、その部分のクリアと運べる理想容量24リットル、奥行き16cmとサイズのスリム化も大きなポイント。LEDライト採用の充電バッテリー付き多機能ダイナモラジオとダイヤル調光可能な防滴ランタンにアルミの寝袋、そして意外にお役立ちで助かる目かくしポンチョが購買の決め手ではないでしょうか。届いて中を確認するとまだ若干余裕の空きスペースもあったので、自分でパックしていたオリジナルの防災セットも楽々同梱することが出来ました!これは凄い!高評価、納得実感。友人や仕事仲間にも贈りたくなるスグレモノですね。
3月
2019
和晒製法のふわふわガーゼ
京和晒綿紗のなんとも柔らかで気持ち良さそうなガーゼのミルフィーユ。ちょうど恩師のお嬢様に可愛らしい赤ちゃんが誕生されたとの知らせもあり、その肌触りの素晴らしさを瞳を閉じて想像するだけで、うっとりするような夢心地。ふわふわサラサラ幾重にも重ねられたガーゼのリネン。お子様はもちろん、お母様や自分にもこの夏、ベッドパッドからシーツ、ケット、タオルまですべて一掃して、新しいものにしたいとお考えの方にも間違いなくお勧めです。
1925年創業の大東寝具工業、京都伏見にある直営店「ねむりの蔵」では私たちの睡眠環境改善をサポートしてくれる頼もしい眠りのプロが、眠りそのものの質から寝具についてまで、いろいろ優れた製品の体験を通して悩みや相談を受けて下さるとのこと。
ガーゼのハンカチやタオルセットは内祝いとして贈っても喜ばれそう。素材の良さと繊細なデザインが吟味尽くされていて素晴らしいですね。夏生まれの赤ちゃんをはじめ、親族や友人知人へも手に触れて思いやりの伝わる贈り物になりそうです。
ベビーギフト 新生児セット(ベビー湯上げタオル/ベビーガーゼビブ小/ベビーガーゼローブ/にぎにぎ)
虹色ガーゼハンカチ<7枚入りギフトセット>
https://www.daitoushingu.net/category/195.html
http://www.daitoushingu.com/kyowazarashi/article
7月
2018
コケティッシュな孔雀のラグマット
出逢ったのは約10年前くらいでしょうか、インテリアライフスタイル展の会場だったと思いますが、ようやく手に入れ、私の部屋のサイドテーブルの下に可愛くおさまっています。ブランドを象徴する孔雀をモチーフにしたキュートなラグマット。デザイナーはCoquette(コケット)の林きょうこ。「porte de reve(ポルト・ド・レーヴ)」はフランス語で「夢の扉」 。何気ない日常を使うことで楽しい毎日に変えてくれるモノを作り続けており、素材もデザインの一つとしてとらえ、カーテンやソファに使 うファブリックで、インポートの生地とCoquetteオリジナルの生地を合わせるなど、面白い工夫が見られます。他の何処にもない模様や色使い、素材の加工にこだわっているそうです。ファブリックは確かにシンプルなものを選びがちですが、たまには主張する個性的なものも置いてみたくなりますね。趣味が充分にわかっていれば友人のギフトには好みの柄を見つけ出して贈ってあげたいですね。
<孔雀のラグマット アイボリー 10,450円(購入時)>
9月
2014
金魚の石文鎮まだあるかな・・・
2008年から毎夏、千駄ヶ谷のSHIZENでガラス展を開いている久保裕子さんとご主人でもある津坂陽介さん。2010年富山に開いたお二人の工房は日の出ガラス工芸社。久保さんのこの一連の白い池の中をのぞくような作品を認識したのは2011年くらいでしょうか、そして2012年には、この桜の花びらを散らせた近い夏の到来を思わせる水面の下をスイスイと泳ぐ赤い金魚が印象的で、素敵なものを見つけた時、誰もがそうであるように、急に胸がドキドキして来たのを今でも覚えています。私も以前取材させていただいたことのある青山のうつわの店「楓」の姉妹店であるSHIZEN。どちらも暮らしに寄り添いながら、その暮らしを素敵なものに変えてくれる器が揃う。一貫した審美眼で集められた優れた作家ものに出会うことが出来るお店です。
http://shizenshop.exblog.jp/18053482/l
<石文鎮 春 小 ヒブナ(花びら付)7,350円 7.5×8×2.5>
8月
2014
見いつけたっ!まあるい赤玉風鈴
丸~いものに弱い私ですが、数ある風鈴の中で、これはあまりに可愛く心に引っかかってしまい忘れがたくなりました。何か夏の風物的な絵柄を描きたくなるところでしょうが、いさぎよく真っ赤なだけという、また形もこれ以外には考えられないと思われる、おまんじゅうのようにポヨンと丸くて大きすぎず、ちょうど可愛らしい感じ。これを作ったのは江戸風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」、そして短冊の部分には「かまわぬ」の手ぬぐい生地が使われています。それを扱っているのは、沖縄の雑貨店「そ」sso。涼しい音色で魔除けにもなる赤いガラスの風鈴、日本人って昔から粋で賢いなぁ~って感心しますね。季節・四季のある国で、普段から洒落た暮らしの送り方が身についていたんですよね。お中元に食べ物飲み物ももちろん嬉しいですが、こんなものも贈り贈られたいなと近頃思っています。
※現在、販売終了。
7月
2014