1月のお菓子ガレット・デ・ロワ

正式には、1月6日の公現祭(イエス・キリストの顕現を祝う)にフェーブ(陶製の人形などを象った当たりくじ、古くは乾燥そら豆)入りでふるまわれたという。日本では衛生法により別添えとされているが、引き当てた人は幸福な新年が訪れ王様になれるという、紙製の金色の王冠ももれなく付いて来る。16〜17世紀に完成されたフランス伝統菓子の一つガレット・デ・ロワ

この模様は月桂樹の葉を表していて「勝利」を意味するそうで、他に太陽(渦巻き)の「生命力」や麦の穂(ヘリンボーン)の「豊穣」、ひまわり(格子)の「栄光」などがある。今月店頭やショーケースなどに並ぶそれぞれの模様を見比べてみるのも愉しいかも知れない。私はクラシカルなものが好みだが、特に今年は新しくオリジナルの柄や中のクリームにもアーモンドだけではない独自の味を作り出している著名パティシエも多い。

私はちゃんと家庭でホールでいただくのは初めてで、せっかくなのでクリスマスケーキもお願いしたpatisserie nico(パティスリー ニコ)に年末年始も開店営業されていると聞き、しっかり予約して、元日に受け取りに出かけた。(写真のものの価格は税込3,795円)

04
1月
2024

今年はタルトショコラで私的クリスマス

もうすぐイブ、近づく足音が聞こえて来そう。珍しく今年は早々に雪も散らついて数日遅ければホワイトクリスマスになり得たかもというところですが、私的には24日が誕生日なので、ここ数年は自分がNo.1と思えるケーキを自分に贈っているわけですが、今回は偶然発見したpatisserie nico(パティスリー ニコ)のアントルメ「タルト ショコラ」(直径12cm/2,376円)に決めました!

今日21日からはクリスマス仕様のデコレーションケーキ一色の事前予約受渡し販売がメインとなるので、私は昨日20日までに展開する、普段のむしろ気になっていた小振りの美しいタルトケーキたちが狙い目だったのです!このチョコレートのフリル飾りにココアパウダーが舞ったような佇まい、うっとりしてしまいます。大好きなのに一度も飾ったことのないオーナメントと初めて写真を撮ってみたら、あら、お似合い。軽めの紅茶をたっぷり淹れて、ゆっくり一片一片いただきたいと思います。あの東京・目白のエーグルドゥースの前のお店で寺井シェフの薫陶を受けた山本シェフの美味しいお菓子、間違いない、正解しかないでしょう。この地の路地裏で出逢えたなんて、夢のようでした。久し振りに感動したスポーツクラブ帰りの午後、甘く幸せな時は今も続いています。

22
12月
2023

幸せのふわふわ白雲タオル

年末年始が近づいてくると新しいタオルで迎えたくなりますね、やはり。真っ白なタオルに出会うと思わず頬ずりしたくなるような、触れれば心まで清められるような気持ちになります。この白雲(HACOON)は、特に柔らかさを追求したタオルで、綿花が本来持つ柔らかさや吸水性を引き出し、 究極の肌触りを実現しています。 日本が誇る美しく豊かな水資源に支えられた今治タオル、その百十余年の伝統と最新技術をたくみに融合させながら、より優れた品質のタオルを作り続けています。新しく懐かしい、ほっと安心する、ふんわり触感が心地よい、まさに、幸せに包まれる思い。近い家族や遠くの大切なすべての人へ贈り届けられるといいなと思います。
http://hacoon.jp/

14
11月
2023

手間いらず本格即席にゅうめん

たった今極細にゅうめんが届きました!夏から色々な細麺を食べ比べしていましたが、温かいものもこれからの季節ツルっと軽くいただきたい気分。お湯をかけてレンジで2分ラップもせず温めるだけで、料亭や旅館でふるまわれるような煮麺がササッと出来上がる、朝昼これで充分!食欲の無い時や何が食べたいかわからないような時、作るのが面倒な時、小腹が空いた時などなど大変重宝します。
高齢者のいるご家庭などまとまった数をストックしていれば安心ですね。外食やリッチな豊食に疲れた時にもほっと一息助かります。夏にいただいた直径わずか0.3ミリの手延べ素麺「白髪」にも驚き感動しましたが、今年は年末まで三輪山本さんの味と技にすっかりお世話になりそうです。
【ネット限定 送料無料】にゅうめんシリーズ (8食セット) ¥4,878

19
10月
2023

日本茶も本格ドリップで極まる香味一杯

長年私が愛飲しているのは京都 一保堂茶舗の煎茶「芳泉」なのですが、たまに香ばしくて美味しいほうじ茶を今だけ一杯だけ飲みたいなぁと思ったりする時がありますが、そんな時、最適なドリップタイプのパックが昨年発売されていて嬉しい限り。煎茶とセットのものもあるので、オフィスやマイデスクにちょっと常備したり、ほんの手土産に気負わず気が利いていていいですね。手軽に本格派を味わえて、後片付けも手間いらずでスマートです。

普段コーヒー一点張りの方にもアメリカン感覚で軽く楽しんでいただけます。焙煎ならではの香りが広がり、ほんのり甘味やほろ苦さもあるので、今後コレでいいかもと思えてしまうほどです。

朝や食後、お休み前など、身体にとても良い感じがしました。
お年賀まだだった、など、久しぶりのご挨拶にも好適です。
ドリップティーバッグほうじ茶6袋入
今年まもなく2/1玉露も新発売!ドリップティーバッグ玉露6袋入

29
1月
2023

謹賀新年は紅白のお干菓子で


2022年が明けましたね。社会的にも環境的にも多くの課題や問題は抱えたまま、とはいえ、誰の頭上にも等しく日は昇り、新しい年はやって来ました。今回はじめて名古屋に本店のある花桔梗寿々糖(すずとう)をはじめ、寒氷シャンパン寒氷も併せて電話注文してみました。年末年始は干菓子や半生菓子を普段よりも常備していると安心ですよね。ふいのお客様やご挨拶やお礼に、ちょっとした甘いものは重宝ですし、もちろん、お正月のご自宅でのお茶請けにも、この紅白の包みはおめでたく、可愛らしく、また、和三盆の上品な甘さが優しい気持ちにしてくれます。年初にあたって、あらためて日本の贈り物は、何も言葉が浮かばない時やどう表してよいかわからない気持ちや思いに代えて、贈られて来たのだなあとつくづく眺め入りました。
http://hanakikyo.com/

03
1月
2022

HIBIKAの秋のミニ缶

春夏秋冬、四季の移り変わりに合わせてすべてのお菓子が装いを新たにする、“にっぽんの洋菓子”HIBIKA秋のふきよせミニ缶を先日、買ってみました。サイズ感もお値段も可愛い、何より美味しさがギュッと詰まった、お部屋でちょっとひと息したくなるティータイムに最適な感じでした!今日18日からは、もう冬のお菓子に衣替え。栗の形のクッキーが雪の結晶に、真っ赤なリンゴのケーキはツヤツヤの寒椿へと景色が変わります。まずは自分や友人へミニ缶を実家やお世話になった方々にはふきよせの小缶や大缶が冬のギフトにおすすめです。ずーっと眺めていたくなる可愛いらしさで、温かいお部屋のテーブルの真ん中にピッタリ。冬の団欒、みんなで囲んだり、ふたりやひとりの和みの時間に優しい贈り物になりそうです。
https://hi-bi-ka.com/

19
11月
2020

六雁の白いマカロン

以前からずっと気になっていた銀座の六雁MUTSUKARIに初めて伺いました。野菜のみの夜のコースで秋の味覚を堪能しました。コロナ禍にあっても徹底された衛生状態のもと、予約客の方々がゆったりと思い思いのお食事を愉しまれており、清潔で優雅なひと時が過ごせました。前菜の焦がし無花果、看板の胡麻豆腐、松茸の土瓶蒸し、のっぺい汁など記憶に残る美味しさには新しい工夫が重ねられており、デザートのきな粉かき氷、ゆず餅まで美しい仕事振りで盛り沢山でした。接待するお客様のお好みで魚や肉をプラスするコースもあり、プライベートな向きにも、もちろん特別な日のお食事にピッタリだと思いました。
お土産に、季節の風味数種が楽しめる、あの白いマカロンをしっかり予約していたので持ち帰り、青柚子・黒ごま・ほうじ茶をそれぞれ賞味しました。マカロンが見事に和菓子に昇華されていて、ブームの時には、ほとんどの和製マカロンが本家の亜流になってしまっていたものが多かっただけに、今も変わらず和モダンを貫いていて、お遣い物に新しい和菓子としてお勧めできると感じました。

31
10月
2020

さり気なく吟味された御所ふりかけ

2020年も明けて5日、3年ぶりに年末年始1週間ほど博多に帰っておりましたが、帰省土産として南青山 雲月はお馴染みですが、今回はじめて「御所ふりかけ」を選んでみました。昆布とかつおとゴマの香りと風味が一体となり、懐かしいのに新しい、奇をてらっていない自然な美味しさで毎日の食卓にあると嬉しい感じでした。ついつい付属の木の匙でひとすくい、またひとすくいと手が出てしまう、お節に飽きて来たり、ちょっと普段のおかずに後一味足りないなと感じた時に最適です。未だに、のり玉も大好きですが、大人なふりかけとしては吟味されているのに、凝りすぎず、さり気ない、やはり流石 雲月と思う逸品でしたね。

05
1月
2020

GIN NO MORI クッキーの進化形

一年を通していただくお菓子など職業柄公私問わず相当数あるわけですが、とりわけ日持ちのする焼き菓子はその筆頭で、ここ数年その質の向上にはめざましいものがあります。一昔前の粉っぽさやバターやチーズのしつこさも皆無です。食感も良く、しっとり、さくさく、ほろほろとバラエティに富んでいます。各社しのぎを削って素材調達からパッケージデザインの追求まで余念がありません。こちらのGIN NO MORI 銀の森 プティボワもその1つ。比較的女性ねらいのピンクや赤など暖色系が多い中、寒色系で爽やか&クールで高級感もあるブルーは一際目を引きます。森の恵みがぎっしり詰め合わされた、さながら宝石箱を眺めるよう。どんぐりや山査子、山椒、クマ笹、クコの実、ケシの実、松の実、アニス、胡桃、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、黒胡椒、シナモン、木苺、ドライレーズンとこれまでに味わったことのない木の実やスパイスがふんだんに使用され、お馴染みのものも新しい贅沢な香りと風味とともに押し寄せ、ひと口頬張ればその深い美味しさが何層にもなって広がって行きます。美味しいものは自然と笑顔になり、幸せな気分になります。これは、ぜひ大切な方や親しい方に教えたくなる美味しさ。ホームパーティーも増えて来るこれからの季節、喜ぶ顔を思い描きながら、とっておきの手土産として贈りたい逸品ですね。
https://ginnomori.info/patisserie/

24
10月
2019