昔からキャンドルが好きで白いキャンドルと透明ガラスで形違いの小ぶりのホルダーを集めたりしていた時期もあるのですが、12年くらい前からアロマテラピーという言葉と共にエッセンシャルオイルがイギリスやフランス、オーストラリアから日本にも徐々に広まって来て、天然の植物由来の上質で自然な香りが充実して来て、今はもうすっかり香りがないものは物足りなくて、アロマキャンドルは常時5~7種類ないと落ち着かないといったような状態です。私はもっぱらフローリングの床にホルダーを直置きして並べ、灯すものだけ更に厚めのガラスのトレイに乗せて楽しんでいるのですが。気に入っていても輸入の関係などで見かけなくなったり、好きなシリーズの製造自体がなくなったりと、とても残念なのですが・・・ネーミングも素敵なものも多く、詩的だったり哲学的だったり、日本製であることに驚かされた完成度の高いundulateの「undulate」は、懐かしく新しい過去と未来をあわせ持つベーシックな香り、「Rampart」は、中世の古い石畳や蔵を思わせる、自身が意思を持っているかのような個性的な香り。L’Artisan Parfumeurの「風の中の菩提樹」と「藤の木の下で」もお気に入りで、最近は暖炉の音のように木製の芯=エコウッドウィックがパチパチというデイナ・デッカーのボタニカコレクションの「BARDOU」やBARBARA BARRYの「Living Room」という名の香りがシックでパッケージも綺麗で贅沢だな~と思いつつも、ついつい手が伸びてしまいます。アメリカのものだと、SEDA FRANCECLASSIC TOILE Collectionも好きです。また、近頃はパティスリーのオリジナル・キャンドルもお目見え、ピエール・エルメやラデュレのものも気になりますね。キャンドルだけに熱はなかなか冷めそうにありません!
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