今コレが欲しい!蝶々のボンボン入れ

ヘレンドの開窯は1826年。ハンガリーの首都ブタペストの南西約120km、自然が美しい中央ヨーロッパ最大の湖として有名な、バラトン湖の北方にあるヘレンド村で誕生しました。 1839年、先見性のある経営者モール・フィッシャーの登場によりヘレンドは陶器から磁器生産への道を歩み始め、ヨーロッパの伝統的な磁器絵付けの手法 を取り入れながらも、ハンガリー独自の味付けを施した新しいパターンの開発を積極的に進め、1842年に開催された第一回ハンガリー産業博覧会に新作を出展し、そこでヘレンドのレベルの高さが人々の注目を集め、一躍有名になったそうです。 “東西融合”の絵柄を得意とするヘレンドの器は、どんなに小さく手のひらに乗るものでも、世界を集約象徴していて、その精緻な造りとセンスにつくづく感心し眺め入ってしまいます。蝶々好きの私としては、ずーっと憧れている、このボンボン入れ。今さらながら、今もコレが欲しいなと思っているわけです。
https://herend.jp/
<HEREND アポニー・フラワー マルボンボン チョウ 高さ:約7cm>

31
10月
2011

今コレが欲しい!江戸切子の蓋ちょこ


明治32年創業以来、東京都墨田区に本社を置く老舗の廣田硝子から、蕎麦ちょこをイメージしてデザインされた『蓋ちょこ』シリーズが登場。柄は「八重菊」「市松」「二重矢来」「氷柱」「七宝」「滝縞」「かまぼこ」の全7種。こちらは、フランスの老舗メゾンの来客用茶器としても使われている逸品です。熟練した職人がたった一人でひとつひとつ、その高度な技術ですべてハンドカットされるため、1日かけても数個できるかどうかというほどの希少なもの。綺麗な赤は、ずっと眺めていたくなる美しさを湛えていて、蓋がコースターとしても使えるという心憎さは、これを手掛けたのが、女性デザイナーで、しかも有井姉妹ならではの発想。その大きさといい使い方といい、女性の心の琴線に触れる“素敵”があふれています。伝統的な紋様でありながらモダンな雰囲気が漂う、この『蓋ちょこ』は、冷酒や冷茶を入れたり、金平糖や和三盆などの干菓子、また、ひと口アイスにカットフルーツなどの水菓子を入れても絵になる感じです。自分はもちろん、大切なお友達にも贈りたくなるガラス器ですね。
https://hirota-glass.co.jp/products/futachoko/
<江戸切子 蓋ちょこ「七宝」 30,800円(税込)>

31
8月
2011

今コレが欲しい!Deco Letter


ハンドソープ付きのこんな素敵なメッセージカード“Soap Decoration Letter”は、デザイナー集団Trigonが2009年夏に打ち出したステーショナリー・雑貨ブランド「Titto」から新しく生まれました。贈られても贈っても嬉しくなる、このデコレターに、ちょこんと可愛く収まっているのはフランス製のハンドソープ。香りは気持ち華やぐハニー、ラベンダー、ローズの3種。さらに嬉しいことに、宛名シール、封印シール、メッセージカードも付属されていて、そのまま120円切手を貼って、郵送する事も出来ます!

パッケージBOXのメッセージは、 HAPPY BIRTHDAY!とTHANK YOU!の2種。メッセージ豊富なアロマキャンドル付きデコレターもあります。それぞれの用途とお好みのデザインで楽しく選んでみてはいかが?この夏の暑中お見舞いに贈っても洒落ています。
<デコレーションレター・ソープ [Haney/Happy Birthday] 1,200円(購入時)>

11
7月
2011

心の花を咲かせよう

Carre MOJIキャレモジ)― それは、飾る 「 書 」 のこと。従来の「 書道 」という概念を覆し、モダンデザインと伝統美を見事に融合させた、新しい形のインテリアアート。書道の本質を極めた一流書家による美しい線、それは、まるで絵画のように風景・情景が広がる感性豊かな文字。そして、その書にあわせ一点一点 丁寧で高感覚にデザインされた額装とひとつになってこそ完成するもの。私がキャレモジの存在を知ったのは5年ほど前のことですが、今こそ、この思いもよらぬ東北関東大震災に見舞われ、まだ余震も二次災害も続く大変な中でこそ、ご紹介したく思いました。生花を送れない時に「書の花」をお悔やみ・追悼として贈呈されたこともあるという印象的な話をキャレモジのギャラリーで偶然にも伺ったのは、先々月のことでした。木々さえ流され消えても、人の心に桜は、どうぞ、咲きますように。
http://www.carremoji.jp/index.html
<『桜』 書家:清水 恵>

21
3月
2011

赤い実のなる可愛い苔玉

お正月には、赤い実のなるものを玄関に飾りたいなぁという気がふとして、去年の暮れにネット上で初めていろいろ盆栽を探していて、この可愛い苔玉に出会いました。これは、みどり屋「和草(にこぐさ)」という吉祥寺に実店舗のあるお店のもので、私はサイトのデザインも綺麗な所から購入したいと常々思っているのですが、こちらのWEBショップはセンス良くすっきりしていてわかりやすく、今らしい感覚の素敵な、そして何処か優しげな盆栽にあふれていたので、迷わず初心者向けにも育てやすいという苔玉を選びました。親切に「育て方のしおり」もついて来ました。まあるい苔玉に植えられた万両には赤く艶やかな実がたわわになっていて、小さな部屋でもすれ違い様に思わず見とれて微笑んでしまいます。日頃の疲れや心のコリをほぐしていただけたらと語る和草のモットーのページもありました。おかげ様で、とてもいい気持ちで新年を迎えられました。ギフトのラッピングもさり気なく洒落ていてお勧めです。
http://www.nicogusa.com/
<万両の苔玉・器セット(油滴天目平鉢・黒石)>

20
1月
2011

お洒落で使えるリネントート

「丁寧にくらす」をテーマにLINEN & DECORは、上質なホームリネンを通して快適で豊かな日常を提案しています。コットンよりも上質感があり、シルクよりも扱いやすい「リネン」は、ナチュラルな素材でありながら洗練された風合いも合わせ持つ魅力的なファブリック。実は天然繊維の中で一番強度もあり、ホームリネンとして最適な素材なのだそうです。リネンをもっと身近に感じ、リネンのある生活をより楽しめるよう、LINEN & DECOR が主に扱う、英国ブランドのSvaja(スヴァヤ=リトアニア語で「夢」)のものは、「祖国の伝統産業を世界に広めたい」という英国在住のリトアニア人女性デザイナーの「夢」が実を結んだ素晴らしいリネン製品ばかりです。上質素材ならではの上品な光沢の活きる織柄といい、シックで洗練されたデザインといい、またニュアンスカラーのバリエーションといい、まさに探していたイメージ通りの大人のリネン。中でもすぐに欲しいのは、このエレガントでタフなリネントート。好みやシーンに合わせて使い分けが利く、機能性と装飾性を兼ね備えたサイドの紐づかいが、お洒落上級者の腕の見せ所。ザブザブお洗濯も出来て、洗うほどにソフトに馴染む嬉しいリネン。自然の無造作なシワ感を楽しんだり、きちっとアイロンをかけてツヤやシャリ感を出したり、自由に使いこなしたいアイテム。マチの部分は生地を二重にし、持ち手とバッグ本体の切り替え部分もきちんと縫製してあります。しっかり内ポケットも付いてて二重丸!出産祝いのママトートとしても喜ばれるギフトに。
※現在、お取り扱いなし。

28
9月
2010

空間をドラマティックに装うアートフラワー

生花に見紛うほどの活けたてのエネルギーを感じる、このアートフラワーを手掛けたのはフランスはパリで花を学び、ローマオートクチュールのコレクションで花スタッフをつとめた経験を持つデコラトリスフローラル(花装飾家)のコウチヨシコさん。これまで運営されていた私もお気に入りのWEBショップ「VIOLET France Japon」から、この度その花部門を独立させ、さらにハイエンドに、より贅沢で上質なアートフラワー専門のサイト「Fleuriste VIOLET」をオープンされました。写真のようにパリの典型的なスタイルのラウンドブーケをはじめ、様々なアレンジスタイルのオブジェフラワーが揃っています。鮮やかなピンクとグリーンのコントラストが美しく映えるものなど、本物よりもみずみずしく色合わせ、花合わせにこだわったアーティフィシャルフラワーが並んでいます!豪華なウェディングブーケには、新郎の胸元を飾るおそろいのブトニア付きや髪飾りのヘッドドレスを用意できるものもあり、とても綺麗です。
http://www.artificial-flower.jp/
http://www.violet-fr-jp.com/

28
6月
2010

涼しげな水うちわ

手漉き和紙問屋「家田紙工」のオリジナル「水うちわ」は、100%天然素材から成る、すべて手作りの極上「水うちわ」です。竹骨にたいへん薄い美濃手漉き和紙(雁皮紙がんぴし)を貼り、専用の天然ニスを塗って仕上げられた、濡れたように美しくつややかなうちわは、眺めているだけでも涼やかで、粋な感じがします。見た目が透けていて透明な水のようでもあり、また昔は本当に水をつけて扇ぎ、その気化熱で涼をとったことから、「水うちわ」と呼ぶようになったのだとか、その名の由来には諸説あるようですが。いずれも、美濃の手漉き和紙、そして豊富 な竹林、長良川の鵜飼を始めとした岐阜ならではの川文化から生まれたもの。金魚や草花など豊富に柄行もありますが、このシンプルな小判型のものが格好良く、男性にも似合いそうです。私は初夏になると小丸タイプの藤のものをここ数年、飾るようにしています。手作りで量産できないうえに、なかなか人気で入手困難になっていますが、父の日のギフトにもお勧めの逸品です。
http://www.iedashikou.com/utiwa.html
<流水 黒骨 ひめこうほね>

22
5月
2010

絶対に使ってもらえる引出物

TIME & STYLEのテーブルウェアはどれを選んでも喜ばれるギフトになるなぁ~と、いつもミッドタウンのショップを訪れて思います。それは、きっと無難すぎない点にあるのではと思います。引出物でいただいて、本当に心から使いたくなる物はまだまだ少ないと誰もが感じているのではないでしょうか?そんな中、このMOONというグラスは、シンプルなラインで月を表現していて、その満ちかけに思いを馳せらされ、そこはかとない幽玄な印象さえ感じます。うすはりも多く目にするようになりましたが、ただうすいだけではなく、そこにほどこされたデザインが薄吹きグラスを一層素敵なものとして、自分の手に、また人の手に贈り届けたくなる魅力を放っています。ハネムーン・蜜月とも言いますし、結婚の引出物にぴったりですね。

20
3月
2010

キャンドル好きがとまらない・・・

昔からキャンドルが好きで白いキャンドルと透明ガラスで形違いの小ぶりのホルダーを集めたりしていた時期もあるのですが、12年くらい前からアロマテラピーという言葉と共にエッセンシャルオイルがイギリスやフランス、オーストラリアから日本にも徐々に広まって来て、天然の植物由来の上質で自然な香りが充実して来て、今はもうすっかり香りがないものは物足りなくて、アロマキャンドルは常時5~7種類ないと落ち着かないといったような状態です。私はもっぱらフローリングの床にホルダーを直置きして並べ、灯すものだけ更に厚めのガラスのトレイに乗せて楽しんでいるのですが。気に入っていても輸入の関係などで見かけなくなったり、好きなシリーズの製造自体がなくなったりと、とても残念なのですが・・・ネーミングも素敵なものも多く、詩的だったり哲学的だったり、日本製であることに驚かされた完成度の高いundulateの「undulate」は、懐かしく新しい過去と未来をあわせ持つベーシックな香り、「Rampart」は、中世の古い石畳や蔵を思わせる、自身が意思を持っているかのような個性的な香り。L’Artisan Parfumeurの「風の中の菩提樹」と「藤の木の下で」もお気に入りで、最近は暖炉の音のように木製の芯=エコウッドウィックがパチパチというデイナ・デッカーのボタニカコレクションの「BARDOU」やBARBARA BARRYの「Living Room」という名の香りがシックでパッケージも綺麗で贅沢だな~と思いつつも、ついつい手が伸びてしまいます。アメリカのものだと、SEDA FRANCECLASSIC TOILE Collectionも好きです。また、近頃はパティスリーのオリジナル・キャンドルもお目見え、ピエール・エルメやラデュレのものも気になりますね。キャンドルだけに熱はなかなか冷めそうにありません!
http://www.b-pass.jp/dd.html

08
3月
2010